インターネットは集客の道具：セミナー成功のための超・段取り法：セミナーの教科書

お金をかけたとしても、すぐに投資資金を回収しようとしてはいけません。

住宅のようなひとつ売れば大儲けというビジネスなら、大量に広告を打って2、3軒売れればOKという手法が成り立つかもしれませんが、セミナーはいかに多くの参加者を集めるかが成功の鍵です。

だからこそ、いきなり「参加してください」ではなく、まず見込み客を開拓するために初期投資をするのが、逆に効率の良い方法なのです。

ではその広告で何を訴えるのか。

ここでも「メールアドレスを登録してくれた方には、ノウハウを記載した無料冊子を配布します」と告知します。

自分のブログやメルマガのＰＲを同時にするのも効果的でしょう。

これでメールアドレスを取得すれば、その後何回でもセミナー開催を告知できるマーケットを開拓できたことになります。

また、メールマガジンの読者の特性を見極めることも大切です。

より多くの本気の人が読んでいる媒体に広告を出せば、反響も大きいのは当然です。

そこで、もし手元に15万円があるのなら、3万円ずつ3つメルマガに広告を出します。

そのうちもっとも効果が高かったもの、つまり見込み客がもっとも多く読んでいる媒体に、残りの６万円を投資すれば、より効率的に見込み客を獲得できます。

インターネットはあくまでも道具です。

そこでお金を稼ぐのではなく、ハウスリストを膨らませるためのアイテムであると割り切って利用しましょう。

※セミナー講師なって稼ぐ方法【実践編】（グラフ社　松尾昭仁・著）より

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