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BGMを上手に使い、参加者をコントロールする
セミナーの参加者は、大切な時間をさいて、お金を払って来ていますから、もともと話を聞く姿勢はありますが、休憩時間などに名刺交換などをして盛り上がり、なかなか着席してくれなかったりすることがあります。
司会者が話しているのに隣の人と私語をしているような人も、中には見かけます。
そういう方々に口頭で注意するのも、相手はお客さまなので不自然な話です。
しかし、主催者は、参加者と、場をコントロールしなければなりません。
それを可能にする方法がBGM音楽を流すことです。
弊社のセミナーでは休憩時間や名刺交換のときに音楽を流しています。
BGMを流し、その音楽が止まったときから、セミナーが再会されるので参加者も静かにするという空気を、自然に違和感なくわかってもらえるように演出しているのです。
これは効果抜群で、司会者が言葉で注意する必要などまったくなくなります。
とてもスマートな参加者のコントロール方法です。
BGMに使う音楽で、もっとも避けたほうがいいのは、日本語の歌詞が入っている曲です。皆さんが知っている日本のヒット曲をかけてしまうと、曲を止めても参加者の頭の中に歌詞が残ってしまい、その後の講師の話に対する集中力がそがれてしまうのです。
セミナーで使う最適な音楽は、歌詞がはいっていないインストゥルメンタルがオススメです。
できれば多くの人になじみのある曲であれば、なおいいでしょう。
場面によって、曲調も変えるとなお効果があります。
名刺交換タイムが始まっても、普通は皆さんなかなか席を立とうとしません。
そういうときは、アップテンポの音楽を流すと、多くの人が進んで名刺交換に立つようになります。音楽が「さあ、皆さんどうぞ」と言ってくれるのです。
長時間のセミナーでお昼休みがある場合は、ゆったりとして落ち着いたクラシックを流すと、参加者をよりいっそうリラックスさせてあげることができるでしょう。
また、セミナーの開始前も音楽を流しておきます。
早めに来た人は、会場が静かだと不安に思ってしまいがちです。
そこで明るい曲を流しておけば、音楽が不安を和らげてくれる効果があります。
有名な講師は、プロレスラーやプロ野球選手のように、自分固有のテーマ曲を決めている人もいます。
これは会場の空気を盛り上げると同時に、講師自信のモチベーションを上げる効果もあります。
プロレスラーも野球選手も自分のテーマが流れることで、「さあ、行くぞ!」とスイッチが入る。
それと同じことです。
ただし、音楽を流せる会場かどうかは、事前の確認が必要です。
予約を入れる際に、音楽を流せるか、音響設備が常設されているか、もしくは借りられるかを忘れずに確認しましょう。
※セミナー講師なって稼ぐ方法【実践編】(グラフ社 松尾昭仁・著)より
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